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水いぼ治療

水いぼ治療について

水いぼは伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症です。
小児期によくみられ特に乾燥肌や湿疹があると発症、悪化しやすくなります。水いぼは放置しても自然に治ります。最近では自然に治るまで待つことをすすめる医師が多くなりつつあるようです。ただし、放置した場合にどの程度まで悪化するのか、治るまでにどのくらいかかるのかは個人差があります。
水いぼの治療はどうするのが患児や家族にとって、どの治療方法が1番よいものなのか正直悩ましいところです。当クリニックでは、基本的には自然に治るのを待つ方針です。しかし、集団生活を行っている中で、決まりなどもあると思います。その決まりの中で摘除が必要な場合は、患部に麻酔のテープを2時間貼っていただき、1回8個まで専用のセッシで摘除させて頂きます。

積極的に治療しない理由は4つあります。

  • 痛みがあること。
  • 強い恐怖体験からトラウマになり、病院嫌いになってしまうことがあること。
  • 患児に痛みや恐怖体験の治療しても再発が多いこと(水いぼは潜伏期間が数週から 数カ月あるとされており、目に見えないところにもウイルスはすでにひそんでいます)。
  • たくさん水いぼがある場合は、一部を摘除しても再発や増殖を繰り返すため治療効果が得られないこと。

これらの理由から水いぼがあることよりも、摘除治療を行うことの方がデメリット大きいと考えるからです。

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